リビシェルがお亡くなりに!?

katsu

2008年08月05日 02:54

今回は長文かな?
先日までかなり凹んでおり、記事にするか迷っていましたが、感謝の気持ちで記事にすることにしました。(あっ!今は凹んでいませんから大丈夫ですよ〜♪)



7月三連休の最終日・・・。

キャンプでの楽しい時間を過ごし、うだるような暑い中での撤収作業をしているときでした。

「はあ〜、何でこんなに荷物が多いんやろ・・・」
「夏キャンは荷物減らさなキツイな〜」

そう思いながら、玉のように吹き出す汗を拭く暇もなく、必死で荷物をクルマに積み込んでいました。

さて、最後はリビシェルだけ。フレーム下に打ち込んだペグのうち2本だけ残し、あとは全て抜いてしまいました。
「えっと、次はフレームを抜いて・・・」
と、いつもの撤収作業をなぞるだけ。もう慣れたものだ。

ふと見ると、リビシェルの横に放置されていたカバンを見つけ、作業に邪魔なのでクルマに積み込みに行きました。
積み込み中、「ヒュッ!」っと、いつもなら気にも留めないような風がひと吹き・・・


何気なく横を見ると、、、

katsu 「あれ?リビシェルが・・・・・・ない!?」
katsu 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
katsu 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
katsu 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?」
katsu 「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

サイト前で、我が家のリビシェルがゴロンと転がり、逆さになったまま飛んでいます。
・・・いや、正確には飛んでいるのではありません!
凧揚げで失敗したかのように地面に引きずられています。

サイト前はコンクリートの道路。
『ガリガリガリ・・・!!』
身の毛もよだつほどの音(ひぇー!)を聞きながら、渾身の力でリビシェルを食い止めました。

近くにいた人に助けられながらも、なんとか自分のサイトに戻し、あわててフレームを抜き幕体を落としました。

気が動転しながらも、
「サイト前に人が居なくて良かった〜。誰にもぶつからなくてホントに良かった〜。」・・・と
本当に人に被害が及ばなかっただけでも救いでした。


まずは幕体のチェック。
『ガリガリガリ!!』 、、、あの悪魔の音を思い出しながら、恐る恐る幕体を見てみると。
AフレームのリッジポールとCフレームのスリーブが2本、左右一直線に破れちゃいました。
(ショックすぎて写真なんかありません)

もちろん自分が悪いのですが、大事にしてきたモノだけに、ものすごいショックでした。
もう、泣きそーなくらい・・・。 「ごめんね、リビシェル君・・・」

でも、ここで悲しい顔をしていては、せっかくの楽しいキャンプも子供たちに不安を与えてしまいます。
「大丈夫! きっと、スノーピークさんが直してくれるよ」
って精一杯の笑顔(我慢!)で答えました。(カラゲンキデスケド・・・)

撤収後は、みんなで川でひと泳ぎしてから帰りましたよ


帰宅途中、高速道路を走りながら ジワリジワリと悲しい気持ちと後悔が襲ってきました。
「早く直したい」気持ちで一杯になり、急遽そのままSPSに直行し、皆さんに診てもらいました。
が・・・正直、直るかどうか分からないレベルとのこと・・・
とにかく、そのまま本社へ入院して診断結果を待つことに・・・

ハラハラドキドキの生き地獄の日々・・・


そして2週間後・・・
・・・・
・・・
・・




なんと、リビシェル君が退院してきました!!

話を聞くと、
結局、スリーブは3本全て修理が必要で、修理難易度はMAXだったのこと。どうやら、タイヘンな大手術だったみたいです。
ただ、ホントに修理不可能の診断結果を出すレベルだったそうで・・・
修理の方法を一生懸命考えてくださり、幸運にも補修に使える材料がたまたまあったことにより、直してもらうことができました。



おかげで修理した部分がほとんど分からないレベルまで元通りにしてもらえました。(SPSの店長さんもビックリ)
最後まで修理を担当していただいた方に、ここで深く感謝します。m(__)m

本当に「スノーピークユーザーで良かった〜」と感動しました。


さて、今回のボクの過ちを展開しておきます。

ボクは、リビシェルの設営と撤収する際は、Aフレーム下にソリステ20を2本ペグダウンして作業しています。
まず、今回のキャンプ場は砂利のサイトでした。
ソリステ20では、しっかり砂利下の地面まで刺さらず、簡単に抜けてしまうことに気付いていませんでした。(←コレがそもそもの原因です)

あと、SPSの店長さんに教えていただいたのですが、
設営と撤収時、風対策用にフレーム下へペグダウンするのは作業し辛いのでやめておいた方がよいそうです。(確かに〜!)
この場合、まずは前後パネルの上部リングの張り綱をソリステ30でペグダウンするほうがよいとのこと。
これだと、設営や撤収の邪魔にならないし安心です。


まずはココの張り綱をペグダウンでーす

もし、知らなかった皆さんは参考にしてはいかがでしょうか?
二度とこのような事故が起こりませんように・・・

最後になりましたが、
・リビシェルの撤収を助けてくださった方
・イロイロ手を尽くし、修理してくださった担当者さん
・ボクを励ましてくれたり、撤収の方法を教えてくださったSPSの皆さん
皆さんのおかげでボクはキャンプ生活を続けていくことができます。

本当にありがとうございました〜!!

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